農協の仕事がブラックな理由はノルマ!早めに転職しないと人生が危険
どうもこんにちは。元農協職員のブロガーのおぜに(@ozeni0625)です。今はWEBコンサルタントやってます。
僕は新卒で入った農協で2年弱勤めた経験があります。今回は、農協がブラックと言われている件についてです。
2chやYahoo!知恵袋などの掲示板では、「農協はブラックだ」「農協はクズだ」とよく言われています。
実際に農協で働いている職員やパートの方も、農協はブラックだと感じている方が多いと思います。
この記事では、農協がブラックと言われる理由と、ブラック農協で起こった事件事故、農協で働き続けることの怖さについてまとめています。
農協で不満を持ちながら働いている方にとっては有益な情報になりますので、ぜひ最後まで読んでいってください。
目次
農協(JA)がブラックと言われる理由
農協は全国各地に存在していますが、ブラックだと言われる理由は共通しています。農協がブラックと言われる理由について説明していきます。
農協がブラックな理由①:安い給料
農協は、新卒で入った時の給料がかなり安いです。ですが、問題はここではなくて、昇給が少なすぎること。
昇給が少なすぎるので、10年勤めても入った時とさほど給料が変わっていません。結婚したり、車を買ったり、家を買ったりするとどんどん生活が苦しくなっていくのです。
この安い給料が原因で農協を辞めたいと思っている人はたくさんいます。
農協(JA)がブラックな理由②:きついノルマ
農協といえばノルマです。農協職員のほとんどがこの推進ノルマに悩まされています。普通の会社でもノルマはありますが、農協の場合は、商品がクズすぎて売れないのです。今の時代に家の光(雑誌)とか農業新聞とかお茶っ葉とか、誰が欲しいのでしょうか?
しかも、この推進ノルマは全農協職員に課せられます。営業関係ない職員にも、パートやアルバイトにもです。農協職員の多くは営業スキルを学んだことがないので、さらに売るのが難しいです。
売れなければ自爆しなければいけないので安い給料がさらに安くなってしまいます。
ブラックな農協(JA)で起こった事件
農協は全国各地に存在していて、それぞれがひとつの会社のようになっています。そうなると、中にはずさんな経営や管理をしている農協もあります。
ブラックな農協で起こった事件や事故についてご紹介します。
北海道の農協で職員の着服隠蔽
2018年、北海道の農協で職員の着服が発覚したにもかかわらず、組合長が道へ報告しないように指示し、隠蔽を図っていたという事件がありました。組合長は事実を認めて、黙引責辞任しました。
この農協によると、30代の男性職員が顧客の定期積金45万円を着服していたことが発覚しましたが、組合長は職員の上司に「表面化しないようにできないのか」と指示しました。
その後の調査で、着服の総額が約169万円に上ることが判明しました。理事会で責任を追及され、組合長は着服のもみ消しを認めたそうです。
ちなみに着服した男性職員は依願退職し、着服金は弁済したようです。
農協(JA)で仕事を続けるとどうなるのか
ブラックな農協を辞めたいと思いつつも、「辞めることは逃げなんじゃないか」と辞めないことを選ぶ農協職員も多くいます。
ですが、僕は農協を辞めない選択が正解だとは思いません。その理由について説明していきます。
ブラックな仕事のわりにスキルがつかない
農協の仕事内容は他社で通用しません。朝早くから夜遅くまできつい仕事をしたとしてもです。
僕は農協からベンチャー企業に転職した経験があるのですが、農協で身につけたスキルのほとんどは役に立ちませんでした。というか農協で身についたスキルがほとんどなかったと言った方が正しいです。
僕は2年弱で農協を辞めていますが、農協で5年や10年働いてから転職したとしても成長することはなかったでしょう。だから、2年弱という短い期間で転職に踏み切れたことは本当に良かったと思っています。もしあのまま30代まで農協に勤めてから転職したとしたら選択肢は確実に狭まっていたからです。
共済ノルマの自爆が積み重なると生活できなくなる
農協に入りたての頃は、自分や家族の保険を農協の共済に切り替えていけばノルマ自爆の被害は最小限に抑えられますが、全員が農協の商品に切り替わってしまった後は普通に推進しなければいけません。
そこで自爆をしてしまうと、毎月の固定費が重くのしかかってジリ貧になります。この状況になるともはやなんのために働いているのかがわからなくなり農協を辞める人が多いです。
そして、今後の農協の衰退は目に見えているので経営を維持していくために推進ノルマの上乗せが考えられます。自爆しすぎると生活が成り立たないので農協を辞めるしかなくなるのですが、年齢が上がれば上がるほど転職は難しくなり、辞めたくても辞められなくなる可能性が高くなります。八方塞がりで身動きが取れなくなるので早めに辞める方が賢明です。
農協(JA)から転職するポイント
農協から転職するポイントについて説明します。現在は売り手市場なので、20〜30代の若手の人なら農協から転職するのはさほど難しくはありません。
転職活動は在職中に行おう
農協からの転職活動は在職中にやった方が良いです。理由は、農協での仕事は転職市場で有利ではないから。すぐに希望の仕事に就けるほど甘くはないので、収入源を維持しながら転職活動をしましょう。有利ではないと言っても、転職市場は売り手有利であることは間違い無いので、諦めないで探せば必ず待遇の良い仕事に就けます。
ただ、有給休暇を取得できないと面接を受けることができないので、有給取得が難しい人は、応募書類の作成と、面接対策が終わるところまで在職中に済ませて、その後退職の旨を伝えて、平日に面接に行ける状況を作りましょう。
土日勤務がある会社を受ける場合は、この心配はいらないのでかなり動きやすいです。
転職エージェントを利用しよう
農協からの転職を成功させるためには、転職エージェントを利用したほうが成功率が高いです。農協に就職した人は、妥協して農協に就職した人がほとんどだと思います。就活に本気で取り組んだ経験がないので、転職活動のやり方やコツがあまりよくわかっていないと思います。
転職活動のコツを正しく効率良く身に付けるためにも、転職エージェントを必ず利用しましょう。ちなみに転職エージェントは完全無料で利用できますし、転職のプロとマンツーマンで転職活動ができるので大変おすすめですよ。
転職エージェントのメリットについて
転職エージェントを利用すると、完全無料で転職活動全般のサポートを受けることができます。
具体的なメリットは、
- 面接の質問内容を事前に知ることができる
- 面接での回答予定の内容をアドバイスしてもらえる
- 模擬面接(電話も可能)を受けれる
- 応募書類(履歴書、職務経歴書など)の添削をしてもらえる
- 面接日程の調整代行をしてもらえる
- 面接後に面接官からのフィードバックを聞ける
- 内定後の給与交渉を代行してもらえる
というメリットが完全無料で受けることができます。転職活動に少しでも不安がある人は登録した方が絶対にお得。
農協(JA)からの転職はリクルートエージェント
僕がリクルートエージェントをおすすめする理由は、求人掲載数が最も多く、地方の企業の求人情報でも多数掲載されているからです。
農協から転職する人の多くは、ハローワークを使いがちですが、リクルートエージェントでは、ハローワークでは掲載していない優良企業が多数掲載されています。
農協職員の人は、地方の人が多いと思うので、ぜひリクルートエージェントを利用してみてください。
おぜに
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