残業が常態化している会社で自分だけ業務効率化しても意味ない件

転職ブロガーのおぜに（@ozeni0625）です。

日本では古くから、「残業している人＝頑張ってる人、残業しない人＝仕事しない人」みたいな考え方がありましたが、最近では、「残業削減」とか「業務効率化」という考え方が流行ってきて、残業はしない方が良いという方向にシフトしてきています。

働き方改革とか国の政策もできて、有名企業はどんどん改革されて残業が減って働きやすい環境が整えられてきています。でも、いつまでたっても働き方改革が始まらない会社に勤めていて恩恵を受けられていない人もたくさんいるのが現実です。

会社が変えてくれないなら、自分で業務を効率化して残業を減らしていけば良いんですけど、

ぼくは、残業が常態化している会社で業務効率化をしても意味がないと思います。

1 定時までに仕事を終わらせても他の人の仕事を手伝わされるだけ
2 意味がないから業務を効率化しなくなる→成長しない
3 周りも効率化する意識がなければ意味がない

定時までに仕事を終わらせても他の人の仕事を手伝わされるだけ

業務効率化をしようと意識すると、出社してからまず今日やる仕事を整理して、それぞれの仕事の優先順位と終わらせる目標時間を決めます。

時間を意識していくことで生産性が上がって、優先度順に仕事をこなすことで、今日終わらなかったとしても、明日に回しても良ければ、定時に帰ることができます。

でもこれは、他にも定時退社している人がたくさんいれば、の話です。

社員全員での残業が常態化しているような会社だと早く仕事が終わっても、他の人の仕事を手伝う羽目になるか新しい仕事が舞い込んでくるかで、自分の業務量が増えてしまって、残業から抜け出すことができないんです。

意味がないから業務を効率化しなくなる→成長しない

業務効率化をしても早く帰れないのであれば、やる意味がないからモチベーションが下がって結局ダラダラ仕事をする状態に逆戻りしてしまいます。

就業時間を残業ありきで考えているような上司のもとだと、定時が過ぎてからも「今日中にこれやって」と仕事を振ってくるので、早く終わらせてもどうせ帰れないからゆっくり仕事をすることが習慣化してしまって、結果仕事をしている時間は長いのに成長しないといった状態に陥ってしまいます。

周りも効率化する意識がなければ意味がない

結局自分ひとりが業務を効率化しても意味が無いんです。追加で頼まれる仕事を断ることができれば、早く帰ることはできるけど、確実に会社に居づらくなります。周りの社員全員が残業を悪だと考えるようになって業務効率化に本気で取組めばみんながハッピーになれるのに。

でも他人を変えることって残念ながらできないんですよね。あなたが部署をまとめるような発言力のある立場であれば可能かもしれないけど、ただの社員であるなら無理です。諦めてください。

諦めるといっても、「今いるその会社を変えることを」です。早く帰るために効率的に仕事をしたいのなら、それができる会社に転職すればいいです。他人の意識を変えることより、あなた自身の環境を変えることの方がはるかに簡単だから。

転職活動をすることはめんどくさいかもしれないけど、やらなければ毎日毎日あなたの大切な人生の時間をそのブラック企業に献上し続けることになります。毎日悶々と残業し続ける日々を永遠に過ごすことになります。

嫌なら今すぐ転職活動始めてみてください。社員全員がテキパキ仕事をこなして、早く帰ってプライベートも楽しむ。そんな会社に入って仕事もプライベートも充実した幸せな人生を手に入れてみてください。

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